省農薬みかん

省農薬みかん

野菜づくりに挑戦してみると、困らされるのは、虫と雑草…。種をまき、かわいい葉っぱが出てきたなあと喜んでいると、ある朝、葉っぱが消えていてガッカリなどということが頻繁におこります。ガッカリが続くと農家の方が農薬に頼りたくなる気持ちもわかってきます。

見かけがきれいで安い野菜を選びたくなる気持ちが、農薬大量散布をさせているのかもしれません。賢く農薬とつきあうことも大事なのかもしれませんね。

アルモンデ農園でつくっているわけではありませんが、石田紀郎先生が40年にわたり関わっておられる省農薬みかんのご紹介です。研究と販売で協力を続けておられます。

「1967年の夏、松本悟さん(当時17歳)が農薬(ニッソール)散布後に中毒にかかり若くして命を落としました。

松本さんのご両親は、後に農薬会社と国を相手取り、裁判を起こします。この裁判の過程で農薬ゼミと悟さんの叔父にあたる仲田芳樹さんが出会います。仲田芳樹さんはこの事故を契機に「新しい園は無農薬にしたい」と考えました。しかし、農薬全盛期の最中、技術的・経済的な制約があり、現実はそう簡単ではありませんでした。

そこで、農薬の使用を最小限に抑えた「省農薬栽培」を始めることになったのです。農薬ゼミは病害虫調査やミカン販売を通じて、仲田さんの省農薬栽培を支援してきました。それぞれの条件の中で、可能なことから始めていく。これは仲田さんばかりではなく、私たち農薬ゼミのなかでも大切な原則になっています。」(農薬ゼミチラシより)

今年も豊作とのこと。安心安全なミカンは、いかがでしょうか?

みかんチラシ注文書は、文字をクリックして頂くとダウンロード可能です。申込み締め切りは11月8日です。

京大農薬ゼミのページに詳しい情報が載っていますので、ぜひ、クリックしてみて下さい。(現在何らかの理由でアクセスできないようですが、そのうちアクセス可能になることと思います)

京大農薬ゼミ