手づくり化粧水
年末から年始にかけて、緊急入院してしまったのをきっかけに、ずいぶんほったらかしてしまいました…。
最初、あごの下に違和感を感じたくらいだったのに、頬のあたりが、どんどん腫れて痛くて熱が出てびっくり。蜂窩織炎という炎症だったのです。原因がわかるまで、不安でいっぱいでしたが、なんと、埋まっている横向きに生えている親不知がわるさをしたのではないかとのこと。10日間入院して、点滴点滴の日々…退院後、腫れが十分に引いてから親不知の切開抜歯。普通のなんでもない毎日のありがたさを実感する出来事でした。
でも、それから半年もたっていますね。毎日のようにインスタやfacebookにアップし続けている人ってすごいなあと改めて思います。
さて、本題。いきなり何故手作り化粧水?と思われると思いますが、若い方に、「化粧水は手作りしているよ」というお話をしたら、とても興味を持って下さって、ご参考になればうれしいので、私のいい加減な作り方をお伝えしますね。
①ドクダミやローズマリーを摘んで、エキスを作ります。
ドクダミの花が咲くころ、花ばかり漬けたものと葉っぱばかり漬けたものを作っています。ローズマリーは、もさもさになってきたら剪定も兼ねて。
摘んで、水で洗ったら、水分を乾かすために、干してから、瓶に詰め、ひたひたに焼酎やホワイトリカー、日本酒等、35度以上のアルコール度のものを注げば、あとは、直射日光の当たらないところに置いて待つだけ。葉っぱのほうは、1~2ヶ月くらいできれいな琥珀色のなってきますよ。2年くらい経ってから使うこともあります。
ドクダミのお花を漬けたものは、色は琥珀色ではありませんが、蜜のようないい香りがして、優雅な気持ちになります(笑)ローズマリーのほうは、濃い緑色に。ローズマリーのものは、写真がありませんが、きれいな緑色になりますよ。
②エキスが抽出できたら、精製水で5倍くらいに薄め、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの原液を数滴に、乾かした柚子のタネを入れています。夏は、ハッカ油を入れると爽快感が得られていいですよ。入れてみたい原液を自分で加減して入れることができるので、オーダーメイド化粧水になります!
柚子のタネを入れると、イイ感じのとろみがついて、お肌つるつるになる気がするので、柚子の季節に、乾かして保管しておくと便利ですよ。
作り方と言っても、①②だけで終わってしまいましたが、分量の目安が欲しいとの声もあるので、私の場合の具体例をあげておきましょう。
120ミリくらい入る瓶に、20ミリくらいの原液、100ミリくらいの精製水(適当)、入れたい原液2滴ずつくらい、柚子のタネ5個くらいかな。ハッカ油を入れる場合は、1滴ね。
必ず冷蔵庫で保管して下さいね!
私は、5倍くらいに薄めていますが、3倍~10倍、人それぞれのようですから、試してみて、お気に入りの加減を見つけてもらうといいと思います。
私は、20年くらいは手作り化粧水を使っていて肌は大丈夫ですが、アルコールに負けてしまう方は、残念ながら、お顔も負けてしまうかもしれないので、顔に使われる前に、必ず腕などで大丈夫かどうか試してみて下さい。
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