手づくり柚子胡椒
数年前から、畑で、青唐辛子の栽培を始めました。京都で暮らす友人から、「柚子胡椒を作ってみたいけど、お店で、青唐辛子を見かけないから、和恵さん、畑で育てていませんか?」と尋ねられたのが、きっかけです。
市販の柚子胡椒を買ってみたことがあったものの、そんなに魅力を感じなかったこともあり、私の中では、忘れ去っていた調味料。
でも、見かけないものを育てたくなる私は、お友達を喜ばせるためにも、青唐辛子の苗を植えてみることにしました。
普通の唐辛子に比べると、肉厚で水分が多いためか、乾燥させても、長持ちしません。
せっかく沢山収穫できたので、せっせと保存できるように加工します。
酢に漬けたり、醤油に漬けたり、味噌に混ぜたり、タバスコ、かんずり、そして、柚子胡椒用にブレンダーで細かくしたものを20%の塩漬けに。
柚子の季節まで冷蔵庫で寝かせます。
今年も、ご近所のYuriさんのお庭の柚子が実る季節に、二人で共同作業です。
【材料】
青唐辛子と20%の塩、青唐辛子と同量の柚子の皮を薄くそいだもの、その20%の塩、柚子の汁少々、ブレンダー、手袋、心配なら、ゴーグル、保存用の瓶
【作り方】
①青唐辛子を収穫したら、洗って水気を乾かすか、拭く。私は、青いうちに収穫したものと、赤くなってから収穫したものの2種類作ります。
②切り目を縦に入れ、種と顎をとる。ご近所さんに、種が残っていても、問題なさそうとお聞きし、今回は、少し残したものも用意しました。
③ブレンダーで細かくし、塩20%も混ぜて、瓶に。柚子の季節まで、冷蔵庫で寝かせる。
※この作業の時には、青唐辛子の汁から手や目を守るため、手袋、裸眼の方は、ゴーグルをした方がいいかもしれません。汁が手につくと、ヒリヒリ、目に入ってとても痛い思いをしました。
④柚子を収穫したら、洗って水気を乾かすか、拭く。
⑤皮をそぐ。白い部分が、なるべく入らないように。ブレンダーで細かくし、塩20%を混ぜる。
⑥青唐辛子の塩漬けと塩を混ぜた柚子の皮を一緒にして、ペースト状になるくらいに、柚子の汁も加える。
1週間くらいから食べられ、冷蔵庫で1年くらいかな。腐りませんが、柚子の香りが薄まってきます。
お鍋の薬味に、グリルチキンや焼き魚に、ちょこっとつけて、楽しみます。
お互いの畑とお庭に実ったものですから、安心、安全、そして、何より、薪ストーブのある居心地のよいリビングで、あれこれ語らいながらの作業は、楽しい時間となりました。
市販のものより、香りも辛さも強い柚子胡椒に関心を持たれましたら、青唐辛子、農協スーパーや道の駅で見かけられたら、是非一度挑戦してみて下さいね。
Yuriさん、また来年も、柚子胡椒コラボ、よろしくお願いしますね!
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