うさぎが飛んでる手水鉢

うさぎが飛んでる手水鉢

4月12日、高島とスイスに工房兼ご自宅をお持ちの前川俊一さんとレギーナさんを訪ねて、高島の工房にお邪魔しました。

アルモンデハウスのお手洗いに置く手水鉢を探していたところ、以前に頂いた「風と土の工藝」のチラシで前川さんの作品を知り、インターネットで検索してみると、とても素敵な手水鉢を発見! 幸い、知人の知人ということがわかり、スイスに居られた前川さんとメールでのやりとりが始まりました。便利な時代ですね…。

私の気に入った作品は、高島の工房にあること、そして、前川さんとレギーナさんが、4月の初旬に、高島にしばらく戻られるとの連絡が入り、実物を見せて頂くために、工房を訪問させて頂くことになったのです。

お二人は、神社の敷地内の古民家を素敵に改修されて住まわれていました。古民家というと、薄暗いイメージがありますが、大きな窓を付けられていることで、明るい。なんとなくイギリスのチューダー朝の建物を思い出します。どのような改修をしたいかを伝え、地元の大工さんが工事をされたそうです。

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窓から見える田園風景と桜の木、杉林は、そのまま絵になりそう。そんな風景を観ながらのお茶の時間は、のんびり穏やかで、心地よさについ長居してしまった私たちです。

前川さんの工房には、所狭しと沢山の作品が。

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レギーナさんの工房にも、心ひかれるものが沢山あります。なんと、このお部屋は、もともとは、牛舎だったとか。

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お庭にも作品が!

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自然体のお二人の暮らしぶりに触れることができ、ますますこの手水鉢に愛着がわいてきました。

お二人の家には、沢山の素敵なものがありました。どれも自分たちで作られたのかなと思ったら、「これは、お友達が作ったものですよ。物々交換。」と笑顔で答えが返ってきました。

作られた方の顔が浮かんでくるものたちに囲まれて暮らすというのは、だれかとつながっているという安心感があるのかもしれません。

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手水鉢が配置されるのが楽しみです。素敵なご縁を頂きました。

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