戸を探しに

戸を探しに

1月8日、設計士の住吉さんと一緒に、戸を探しに、夷川通りにある井川建具道具店へ。以前にも寄せて頂きましたが、今回は、トイレの戸とリビングの戸を決めるために訪れました。

看板には、「新しいものと古いもの」と書かれていますが、あふれんばかりの古い建具が所狭しと置いてあります。古いもの好きな私は、興味津津。

店主の井川さんから「網代の戸が、入ってきたんですよ!これは、値打ちもんです。」ということで見せて頂いたのは、なんとも風情のある杉のへぎ板で編まれた戸。

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こういう戸を網代戸というそうで、網代は、茶室の天井に使われたり、日本庭園の木戸や門の戸に使われたりするそうです。職人さんの技を感じる貴重な戸ですが、トイレの戸としてマッチするのかな?ミミちゃん(愛猫)が、ガリガリやったらどうしよう??と、私の独断で決めることができませんでしたが、迷った結果、トイレの戸として使わせて頂くことに決めました。

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リビングの戸に決まったのは、こちらの格子戸。隙間から洩れる光がいい感じになるのではということで、少し隙間の広いほうに決まりました。あれこれ迷っているうちに、あたりが暗くなってきました。

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残念ながら、探していた蔵戸はなく、そろそろ時間切れ。古いアルモンデな戸は、あきらめ、新しい蔵戸を建具屋さんに作って頂くことになりました。寺川さんの山の木でつくって頂く蔵戸、どんな戸になるのか、今から楽しみです。